2014年7月7日月曜日

ロイヤリティー・フリー・フォトの功罪


私が業界に入った数十年前から、「ストックフォト」というビジネスはありました。
しかしネットが普及し、写真がフィルムからデジタルに変わってしまった今日、ストックフォトもネット経由で簡単に検索し、入手出来るようになりました。
写真を職業とするカメラマン(フォトグラファー)には、辛い時代です。

さて、「功罪」に関してです。
「功」は勿論、デジタルの進化により、素人でもそこそこの写真が撮れるようになったこと。
私は素人ではありませんが、勿論プロの写真家でもありません。それでもサイトにアップする写真なら、大抵のものは自分で撮影出来ます。iPhone ですら、そこそこ撮れるのです。
必要なら、ネット経由で様々な写真が、簡単に、安く、入手可能です。便利なものです!

一方「罪」の部分は、先に上げたカメラマンの受難です。
プロとして腕を振るえる世界が縮小したばかりか、昔は現像は現像の専門業者に任せていたのが、今や自分でPCに取り込み、納品用のデータ処理(これを業界では『現像』と呼んでいるそうです)までやらなければならないのだそうです。

ロイヤリティー・フリー・フォトがネットから容易く入手出来るようになった今、カメラマン達は益々、存在を脅かされて行くのでしょうか…。
実際には、ちょっとしたサイト用の写真でも、プロに頼んで撮ってもらったものは、やはり良いのですがねぇ… (^^;


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